ゴー宣DOJO

BLOGブログ
高森明勅
2020.2.3 06:00皇統問題

皇位の安定継承、野党も先送り?

先に触れたように、安倍首相の施政方針演説には「皇位の安定継承」
への言及がなかった。
にも拘らず、野党もこれを問題視する気配が無い。
これこそ国家の最重要課題であり、皇室典範特例法の附帯決議でも、
政府が「安定的な皇位継承を確保するための諸課題」
について
「(同法施行後)速やかに…検討を行」
うことが求められていた。ところが現状、与野党揃って問題の先送りを図っているように見える。
国会の全会一致の決議を、国会が自ら軽視しするようでは、
国会自体の権威も信頼も保たれないのではないか。
【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ